筋膜整体セラピー実践例2
2024年09月24日
整形外科に通い変形性膝関節症のリハビリを行っていたが、リハビリ期間の制限や通院中あまり効果が実感出来なかったことで当院をご利用されました。
30年前に急な右股関節周辺の痛みがあり、その時は病院で注射などで痛みが改善したが、10年ほど前に左膝の痛みが強くなりだしたようでした。
2年前から右膝の痛みが強くなりだし、右膝がまっすぐ伸びにくくなってきたと訴えられました。
施術前に簡単な撮影を実施。
いわゆるO脚といわれる変形性膝関節症で右膝の屈曲拘縮も強く見られています。
膝の間もセラピストの拳1個分は間隔がありました。
過去の受傷歴や病歴から右膝のみでなく右股関節周辺と足部の筋膜にも硬結部位が見られたため、膝・足・股関節の施術を行いました。
O脚は施術前より改善が見られたが、右膝の屈曲拘縮は施術前後で大きな変化は見られませんでした。
次回右膝の屈曲拘縮の原因を見つけるための問診や触察を更に行う旨を説明し施術終了となりました。
今回右膝周辺以外での筋膜の硬結部位が見られた箇所で、右膝の施術だけでなく足部や股関節周辺の施術も行うことで改善に繋がったと思います。
このように該当箇所のみの施術でなく全身からの視点で施術を行うことで改善にいたっています。
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