筋膜整体セラピー実践例
2024年09月24日
急なぎっくり腰にて今回利用されました。
庭作業をしている時にぎっくり腰を発症し、1週間様子を見ていたところ当初より痛みは引いてきたが残っているようでした。
既往歴に頚椎症性神経根症やパーキンソン病があり、パーキンソン病特有の前かがみ姿勢が見られています。
施術前に簡単な姿勢の撮影を実施。
後ろからの撮影と横からの撮影で軸の傾きと骨盤の傾きがあります。
更に詳細な問診と触察により疼痛箇所の腰部以外にもふくらはぎや足部の外側、背部・首の付け根に筋膜の硬さがありました。
60分の施術で軸の傾きは改善し、骨盤の傾きも残ってはいるが耳と肩は直線上に位置するようになったことで施術前より姿勢も改善しています。
腰部の痛みも軽減したことで動作の改善にも繋がりました。
今回腰部以外での筋膜の硬結が下部の図のように見られた箇所です。
この7か所を中心に筋膜に対して摩擦を加えて熱を発生させることで筋・筋膜の癒着を改善し、正常な滑走状態を得ることで姿勢改善、疼痛改善に繋がった症例でした。
当院の施術方針として、施術開始前の問診を行い、過去の怪我や病歴に基づいて筋膜が硬くなっているであろう箇所を触察で確認し、該当箇所への施術理由やゴール設定を行いなるべく少ない回数で改善を目指す治療となります。
1回あたりの施術料金は割高にはなりますが少ない回数で済む方法ですので根本的な改善を目的としている方は是非1度ご連絡ください。